今日から2日間、つまりクリスマスイブとクリスマスの適切な過ごし方は、家から出ない。
などと拗ねた風に書き出すと、愚痴やら妬みが始まる気配が漂うかもしれません。そっち方向に持っていくつもりはないのだけど、世の中の年中行事が苦手なのは確かです。何と言うか、大きな流れに乗っかって浮かれる自分が恥ずかしいんだと思います。
もちろん天邪鬼の自覚はあります。小さなお子さんがいる家庭であれば、家族の結束感を高めるイベントは多いに越したことはないでしょう。あるいは、恋愛方面にとっても特別なタイミングだろうから、当事者の皆さんの盛り上がりを否定する意図はないのです。ただ、自分だけはそこに加わらないでいようと決めているだけの話に過ぎません。わかっていますよ。恥ずかしさで言えば、一昨日の冬至に一人興奮するほうがおかしいというか、世間ずれしていることも。
しかし、歴史的であれ個人的あれで、それぞれの特別な日を、照れを理由にないがしろにするのはそろそろ改めるべきではないか? そう思ったりもするのです。
これ、書いたかな。毎週1度のルーティンとは別に、今年の母親の誕生日に電話しました。できれば、今日かけた意味を最初に悟ってくれたら助かるのだけど、予想通り「何で今日なの?」と驚くわけです。こちらの照れも知らずに。ゆえに誕生日でしょと説明しなくちゃいけない。すると、素直な感謝の言葉を返される。そこでようやく、いくつになっても祝いの言葉はうれしいものなんだと悟るのです。逆説的には、60歳を超えて気づく自分の愚かさを呪えって話ですが。
そういう個人のつながりは、いかに形式的であれ、大事にしなければなりませんね。疎かにしてきたツケがやがて回ってくるんだろうな。
それでも、特に個人的な意味合いのないクリスマス2日間は、じっといるのが得策です。うっかり飲みに出かけて、「一人で寂しくないの?」と気遣われたくないし、何よりメリクリと言われるのも言わされるのもウザい。やっぱり拗ねた性格なのかな。

住まいのエントランスの、大家さんの気配り。これだけで十分に心が温まります。
