人生の事実

2日続けてランニングの話題ですが、こんな記事を見つけました。
1歳刻みでフルマラソンの国内記録順位がわかる、全日本マラソンランキングというデータベースがあるそうです。その2024年度の78歳で1位になった方の記録が3時間29分41秒。いわゆる市民ランナーとして立派な速さだし、年齢に鑑みても驚異的という他にありません。
その方がマラソン大会に初出場したのは、おそらく61歳のとき。ハーフマラソンを1時間51分34秒で走ったのも年齢的に素晴らしいけれど、どう見ても自分より年配の人に抜かれていくことで大きな刺激を受けたらしいんですね。
それ、わかります。自分も人生初の大会で驚かされました。街中で会ったらお爺ちゃんやお婆ちゃんと認識しそうな方が、すぐ脇をビュンと駆け抜けていくって、いったいどういうことなんだと。あれって、自分を基準にするから不思議に思うだけなんですよね。いかに年長者であれ、日々鍛錬している人に練習不足の年少者が勝てるはずがない。そうした人生の事実を教えてくれるのがマラソンでもあるわけです。
さておき、その78歳ナンバーワンの方がマラソンを始めたのは、健康上の理由でした。還暦を迎える際に受けた健康診断で、高血圧とメタボリックが判明。「このままでは早死に」とまで医師に言われたらしいので、お体はかなり膨れ上がっていたのかもしれません。それを機会にウォーキングを始め、マラソン大会出場を重ねるようになった。
その方、思うに生まれつき走る才をお持ちだったんじゃないでしょうか。記事は還暦以前の運動経験に触れていないのだけど、肉体的にも精神的にもランニングに向いている自分をもっと早く自覚できていたら、あるいは78歳で今以上の記録を出せていたかもしれない。
というのは、すべて想像の域。または、“ねばたら”の話。いずれにせよ、新たな自分を発見するため一歩踏み出したのが素晴らしい。年齢が鍵になっている話題ではありますが、何かを変えるタイミングは歳に関係なく訪れるものですよね。その節目を見落とさないようにしなくちゃ。
ちなみに、その方が生涯最速のフルマラソン記録3時間8分28秒を出したのは65歳だそうです。僕にしたら2年後⁉ ひぇ~、だわ。違うもので才を伸ばしたいと思います。

元日の空に浮かんだ、午に見えなくもない雲。

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