ピークを知っておけば

小学生くらいだったと思うけれど、「今日は大雪なので学校に来なくてよろしい」みたいな通達をされた日がありました。僕はそういうとき、「むしろこういう天気こそ行くべき」と、異常なまでの通学意欲がたぎる子供でした。あれは何だったんだろう。誰かに褒められることを期待したのかな。
話題は変わりまして、野球の練習。年明け第1週をのぞき、ここまで毎週末ひたすら励んでおります。関東の冬は天気が安定するので、雨天中止がないおかげでもあります。
ところが昨日の土曜日は、朝から曇天。なおかつ前日までの暖かさも一転。この後どうなるんだろうと空を見上げていたら、ちらちらと白いものが舞い始めました。そりゃ、これだけ寒ければ雨ではなく雪になるのが道理。では練習はどうなるんだろうと心配したのですが、その日のグラウンドが人工芝だったこともあり、少なくとも僕らの開始時間の午前11時は問題なく実行されました。
それでも、すんげぇ寒かったです。手が冷たいままのキャッチボールは軽い拷問。ようやく体が温まってきたら、また小雪。やがて視界を遮るほどの本降り。こんな日に野球をやるなんて阿呆だなと呆れたところで、小学生の頃の妙な意欲が沸き立ってきました。今季もっとも寒い日を体感しておくべきと。
あらゆるご指摘やご心配を無視して言うと、僕はそれ、とても大事だと思っています。ピークを知っておけば、その前後など恐るるに足りなくなるはずだから。だからこそ、多少無理してでも、全身で雪を浴びる経験をしておきたい。話のタネにもなるし。
なんてことを考えながら、練習終わりのグラウンド整備をしている最中、ふと不安が頭を過りました。極端さが際立つ最近の気候ゆえ、春になったと思ったらすぐに夏になって、また40度近い日が続くに違いない。それもまたピークなので、時論を譲らないなら体感しておくべき……。
一昨年も昨年も炎天下で野球をしました。今夏はいよいよ誰もついてきてくれないかもしれないし、ついに本気で叱られるかもしれない。まだ冬なので、夏になったらまた考えてみます。

小雪が舞い散る直前の、たぶん気温1度のグラウンド。

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