現在開催中の冬季オリンピック。何を軸に注目するかというと、それはもう身内びいき的に自国の選手になりますよね。テレビ中継のプログラムも、日本代表が出場する競技がメインだし。
その上で、観るべき競技を選んでいくと思いますが、自分が経験したことのあるものに関心が向くのは、極めて自然なことでしょう。その線でいくと、僕はアイスホッケー一択になります。
そんなわけで、身内びいきとともに女子日本代表チームの試合を観てきたのですが、とても複雑な思いを抱いたというのが今日の本題です。
すでに報じられているように、予選リーグB組に属した日本は、1勝3敗で準々決勝進出ならず。とは言え、国内ではマイナースポーツのアイスホッケーなので、多くの方が特に気にも留めていないかもしれません。
実は僕にしても、オリンピックが始まるまで女子日本チームの現状をよく知りませんでした。でも、ちょっとした期待があったのです。
予選リーグB組に出場できるチームは、世界ランキング7位から15位。日本は8位で、B組内ではスウェーデンの7位に次ぐ上位2位。初戦で勝利したフランスは15位で、2戦目のドイツは9位。地元開催枠のイタリアに至っては18位でした。この数字をもとにすれば、3勝1敗もあり得た。しかしランキングは目安に過ぎなかった。
ご批判覚悟で感想を述べると、女子日本チームはどの試合でも勝ち筋が見えませんでした。他国との体格や体力の差は明らかだったものの、それを踏まえた戦術すら感じることができなかった。いやまぁ、さすがに「経験があるから自分なら」などと驕った気持ちにはなりません。ただ、下手くそな自分もやっていた非効率なスティックの振り回しなどが随所に見られて、「世界8位なんじゃないの?」と嘆いたり。それゆえ、身内びいきで注目したはずなのに、むしろ身内に厳しい見方になっていくのが酷く苦しくなりました。
前回の北京大会から大幅な世代交代があったとか、事情はいろいろあるようです。なので、結果について文句を言いたいわけではないんですね。彼我実力差を体感して傷ついているに違いない選手たちを責めるつもりもありません。あくまで、僕の見方の問題です。
たぶん、身内的ではない選手による、経験値がない競技を観るほうが、変なバイアスなしで楽しめるんだろうな。すると、何を観たらいいんだろう。そんなこんなで、今ちょっと困っています。

何かつけクレーンに目が向く感覚、もはや自分でも理解不能です。
