2月28日に

この時期になると、若い人たちの卒業や入学や就職の話題が耳に飛び込んできます。それを聞くたび、自分のことでもないのに何となくソワソワします。何でだろ。自分が若い頃は、「そういう季節か」程度の感想しか持たなかったのに。 理由...

食に無頓着な男のご馳走

昨日はいわゆる運動音痴の話でした。今日は味音痴について。いやいや、肥えているとは決して言えないけれど、舌がバカではないな。ただ、食に無頓着なだけです。 できれば美味しくて健康的なものを口にしたいと思います。けれど、そうで...

トラウマ少年たち

人間の体に精通した学者さんは、いわゆる運動神経そのものに良し悪しはないと慰めてくれます。そしてまた、大事なのは頭で考えた通りに身体が動かせるまで反復練習を繰り返すことだと諭してもくれます。 でも先生、最初からできる人とで...

何やってんだオレたち

甘いと指摘されるのでしょうが、この時代に相手を納得させるため拳を振り上げる選択はしないだろうと思っていました。とは言え、拳を握って威圧した時点で暴力が始まっていたとしたら、こうなる確率は高かったのかもしれません。 なぜ侵...

三十五

日本でもっとも有名な文学賞は、芥川賞と直木賞。作家の菊池寛の提案により、ともに1935年(昭和10年)に始まりました。前者は純文学の新人賞的な意味合いを持ち、後者は大衆小説作品から選考。当初は新人または無名の作家を対象に...

黙ってこっそり旅に出る

僕がドサ回りと称している取材旅行については、どうやっても誤解が解けないみたいです。なのでずいぶん前から黙って出かけてこっそり戻ってくるようにしているのですが、うっかり口を滑らせると「いいなあ。いろんなところに行けて。おい...

続々旭川

再び旭川の話を。JR旭川駅からほぼ北に向かって1キロ続く買物公園という道があります。公園なのに道ってのが奇妙ですが、どうやらそういう名称らしいんですね。買物公園通りという別称もあるようです。 でもって買物という名がついて...

4年に1回

今回の冬季オリンピック、仕事のスケジュールを調整してまで観たのは、競技経験があるアイスホッケー以上にカーリング女子の試合でした。ロコ・ソラーレの魅力は僕が語るまでもありませんが、要するに目が離せない彼女たちでした。 そう...

村意識から出る興味

バイリンガルの人は夢を何語で見るのか? これは単純な興味なので、通訳さんにたずねたりします。もちろん取材のあとで。今回の女性の方は、「それ、よく聞かれるんですよね」と笑っておられました。そうなのか、僕以外にも興味を持って...

急がつく操作を一切しないこと

そんなわけで2泊3日の旭川ツアーから戻ってきました。「いいなあ」という声が聞こえてきそうですが、お仕事に拘束された、いわゆるドサ回りの旅です。ゆえにナーバスになるプログラムもしれぇっと強要されたりします。今回は冬の北海道...