幇助
ここのところ気になっている言葉の一つが、幇助。気になって調べても、誰かを納得させられるような見解が得られないのが常ですが、ひとまず小さめの風呂敷を広げてみることにします。 まず、空で書ける自信がない幇。この難しい漢字には...
ここのところ気になっている言葉の一つが、幇助。気になって調べても、誰かを納得させられるような見解が得られないのが常ですが、ひとまず小さめの風呂敷を広げてみることにします。 まず、空で書ける自信がない幇。この難しい漢字には...
明日の6月30日は、夏越の祓が執り行われる日です。【なごしのはらえ】と読みます。夏越の字感と音の響き、本当に素敵。 さておき夏越の祓は、12月31日の大晦日に行われる年越の祓と合わせた、年に2回の大祓【おおはらえ】のひと...
昨日の話題の枝葉末節です。癖はおおむね、ないほうがよいとか、あるなら直せと言われがちな偏りとされていますが、聞き癖に関しては使いようだと思うんですね。ポイントは二つ。一問目を投じるタイミングを計ることと、相手が答えている...
これに関しては明確な自覚を持っていますが、僕には聞き癖があります。よりよい取材の決め手となるインタビューを的確に実行するため身に着けた、いわば職業的な特性です。それを“ペンだこ”にたとえようとしてやめました。筆を持つ機会...
誰かの経験談を聞くたび、自分にはできないと思うことが増えていきます。たとえば先日会った近畿地方生まれの人は、大阪で数年働いた後、この春から東京で働き始めたそうです。勤め先の辞令による転勤ですかとたずねたら、会社も辞め仕事...
1日前の6月24日は、1989年に亡くなった美空ひばりさんの命日でした。その名を聞いても、今の若い人はピンと来ないでしょう。昭和ミド生まれの僕の場合、かつての芸能界を背負っていた「ザ・大御所歌手」という印象が残っているけ...
場所は泥まみれの、いわゆるオフロード。四輪駆動たる我が愛しのオンボロの性能を発揮するにはうってつけのフィールドですが、おおむね平坦で、僕としてはもっと凹凸が激しいほうが楽しいのになあと、いささか物足りなさを感じています。...
前に書いた記憶がありますが、生まれつきのウィークポイントは、歳を重ねるほどに深刻さが増していき、ものによっては日常生活に支障を来すことを実感します。他の人はどうなんだろう。僕の場合、決定的なのは高所恐怖症です。子供の頃か...
月曜日の宮崎取材の、帰路の話。自分のグループを待って搭乗口の列に並んだとき、一人の老人が目に入ったのです。背は150センチ程度。なおかつ細身であるのが紺色のスーツのよれ具合から見てとれました。僕が気になったのは、そんな昔...
今日は夏至。今年何かと話題にしている二十四節気においては、今日から半月ほどがその期間に当たりますが、北半球でもっとも日が長くなる物理的な特徴を説く天文学では、今年の6月21日は夏至日と呼ばれるそうな。 いずれにしても、日...