視える力

気の流れがよかったから。これは、東京で生まれ育った人が50キロ以上も離れた場所に移り住んだ理由でした。引っ越すつもりなどなく、たまたま訪れた町でそれを感じたら、たった1軒ながら希望に添う物件が見つかり、まさに気の流れに乗...

極端な二面性を有している特異な駅

今日は、今から109年前に東京駅が開業した日。1914年(大正三年)のことでした。国内の鉄道の上り・下りの起点となる中央駅として、あるいは世界に向けて日本の急成長ぶりを顕示する象徴として、威風堂々たる駅舎が建てられたのは...

歴史の余白

『どうする家康』が幕を閉じました。僕はテレビドラマをリアルタイムで観ることがほとんどなく、大河ドラマに関しては毎週月曜日の最初の食事中に鑑賞するのをルーティンとしているので、最終回から2日後の今日になってあれこれ述べる始...

今のところは上手くなる他にない

少し前、ふと気づいてしまったことがあるのです。「自分の人生で野球がもっとも上手いのは今ではないか」と。いやいや、我ながら微笑ましいと思うんですよ。運動に入れ込むにはいい歳という自覚がなくはないし。チームメイトにしても、対...

質問の作法

日本時間15日の午前8時過ぎから始まった大谷翔平さんの記者会見について、気になったことがあったのでもうヒトネタ話してもいいですか? もはや自分の名前だのサガだのについてぐちぐち言いませんから。 職業的な肌感でしょう。アメ...

17番の憂鬱

「背番号17にこだわりはありますか?」 これは昨日の大谷翔平選手の記者会見で投げかけたかった質問。しかし、僕がドジャースタジアムに招かれることも、別の記者がたずねることもありませんでした。実に残念。 それまでドジャースで...

結局のところ季節に関係なく一番つらいのは

そのたびネタにするということは、いまだ僕のランニングが習慣化されていない事実を証明するようなものですね。すみません、って誰に謝るんだか……。 気付けば昨日のランニングは今月初でした。至らなさは毎度のことなのでいちいち嘆き...

探検家の使命感

今から112年前の1911年12月14日は、人類が初めて南極点に到達した日だそうです。前人未踏の探検隊を率いたのは、ノルウェー生まれのロアール・エンゲルブレクト・グラブニング・アムンセン(長い名前ね)。 アムンセンが16...

旧式のよろこびを求める若い人と

連続ネタのようになります。昨日はここで、自分で移動手段を所有するより、LUUPなどの新しいモビリティを上手に使いこなせたほうが自由なんじゃないかという、僕の愚痴みたいな考えを示しました。そうした社会の合理化が新たなビジネ...

自由に動けること

先週末の話です。野球の練習場までクルマで移動中、かなりの数のLUUPを見かけました。なかなかナイスなデザインの電動キックボードのほう。よい天気で気温も高めだったから、ちょい乗りしたい人が多かったんでしょうね。それにしても...