100パーセントじゃない感じ

今週に入って100パーセントじゃない感じがしています。おおむね体調の話。しかし、咳が出るとか発熱の兆候があるというような、具体的な症状はないんですね。そもそも体調100パーセントってどういう状態なのかよくわからないのですが、何かが自分の中にいる気配を察するような、ただの錯覚のような……。
そう言えばこの感じ、いわゆるコロナ禍で何度か経験しました。原因不明のだるさを体感するたび体温計を取り出してみたんです。毎日のように聞かされた新型感染症の傍若無人ぶりに怯えていたんでしょうね。それで計ってみても、まったくの平熱。これはひとつのオチですが、コロナ禍以前から今日までなので、この5年間は風邪的症状に陥っていません。ありがたいことです。
振り返ってみると、そもそも人との接触機会が少ない僕の仕事形態が感染を回避できた理由かもしれません。あるいは外食や飲み歩きにしても、店側に制限がかかってしまったことが大きいですよね。それから、慎重だった人にくらべたらかなり緩いながらも、数回のワクチン接種やマスク着用といった相応の対策が功を奏した可能性が高いのでしょう。元より滅多に風邪など患わない性質だったから余計に。
そうして何とかあれこれかわし続けていますが、今でも時々マスクをしないで外出すると「何か忘れてないか?」とハッとなることがあります。それから、ただの風邪にも以前にはなかった警戒心が芽生えました。こういうのは刷り込みなんでしょうね。それを自覚感するたび、不自由な時間が長かったことを思い知らされます。昨年の今頃はマスクがマストだったんだよなあ。
などとありがたくない懐かしさに浸りつつ、現在の100パーセントじゃない感じに立ち返っても、やはり理由や原因は不明のままです。年齢によるもの? それに納得するのも悔しいので、たくさん食べて早く寝ることにします。たぶん大丈夫です。

写らなかったけれど湯気もうもう。できればクルマをとめて立ち寄りたかったな。

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