今月20日にお誕生日を迎えられ、数えで米寿になるというのは生まれ月も含めて自分の母親と同じと知り、ただそれだけの符号をもとに、実は上皇合のお気持ちを勝手に察してきました。
おそらく今もっとも気掛かりなのは初孫の結婚で、これが何だかこじれたりしたものだから、精神的な疲労に襲われているかもしれない。そして家族は、それが原因で体調を崩さないかとひどく心配しているかもしれない。ひとまず元気であれ高齢であることは否めないから。
そんなふうに可能な限り庶民的ワードを使って考えてみたのだけど、家系の歴史や伝統や、あるいは現在の生活環境が特殊すぎました。事実関係の羅列を頼りに擦り合わせようとしても、上辺の0.5ミリくらいしか共通項をなぞれなかったです。いや、もっと薄いか。
ふむ、時事の中でもこの話題には触れるべきではなかったかもな。
いずれにせよ、昨日まで連続したニュースにおいて僕がもっとも驚いたのは、3年間も離ればなれだった二人の気持ちが変わらなかったことです。そんな純愛、こんな時代にあるのかと。若い時分の僕にそんなことができるかと言えば、正直なところ自信がありません。いやぁ、辛いって。シェイクスピアですらロミオとジュリエットには死を用意したほどですよ。美しい思いを遂げるにはあまりに苦難が多すぎるんです。いやぁ、耐えられないって。
そのあたりをメディアなぜもっとフューチャーしないのか。たぶん、バッシング気味の報道をしてきたバツの悪さがあるかあらでしょう。オレの考えが甘い? いや、この件でも社会の不寛容さが露わになったと、僕はそう見ています。
最後に今一度、かなり強引に自分へ引き寄せますが、もし甥や姪が幾ばくかでも親に不安を残す結婚をするとしたら、伯父である僕はこう言います。二人が幸せに暮らすことで君らのばあちゃんを安心させてくれと。そうでないと明日にでもあの世行きだぞと。

線路脇に咲く名もなき花たち。いや、名はあるな。オレが知らないだけだ。








先週訪れた新潟ではもう、このヤカンが湯気を立てているかもしれない。